カールシュタイン城夜話/フランティシェク クプカ (著)  山口 巖 (訳・解説)

プラハをヨーロッパの中心にした神聖ローマ帝国皇帝カレル(カール)四世。1371年中世プラハ。彼が毒を盛られ、カールシュタイン城で養生していたとき、皇帝の無聊を慰めるために三人の側近が、男集まれば女性のこと、或いは騎士道、聖女、悪魔、黒死病…聖霊降臨祭までの一週間で21の物語を語って聞かせたという、チェコ版『千夜一夜物語』。著者のクプカは本邦初紹介。

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