南太平洋の王国イリアキのツアーコンダクター・美郷のもとに、未来を告げる謎の砂絵「金の汗」の調査に日本のテレビプロデューサーが訪れた。世界の行く末を告げるというその伝説が解明された時、かつて跋扈した日本人の欲望と情念が甦る。明治末期に移民として辿り着いた鉱夫。戦時中に軍の機密を帯びて訪れた特攻隊兵士。彼らは、この地に何を封印したのか? 現代・明治・太平洋戦争末期と三つの時代のエピソードが入り混じり、「金の汗」の真実が明かされる壮大なスケールで描く叙事詩ミステリー。
青春時を一緒に駆け抜けた音楽、恋を教えてくれた映画、小さい頃から何度も何度も読み返した本…。
いつだって私の側には本と映画と音楽があった。
そして、現在進行形で刻まれているArikaの日々の「本と映画と音楽の履歴書」。
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