■全米を震撼させた五輪金メダリスト射殺事件の真相に迫る
『カポーティ』『マネーボール』のベネット・ミラー監督が、実在の殺人事件を題材に、レスリング五輪金メダリストとそのパトロンとなった大富豪が悲劇の結末を迎えるまでの心の軌跡を描き出した戦慄の実録人間ドラマ。
1984年のロサンジェルス・オリンピックで金メダルを獲得したレスリング選手、マーク・シュル。しかし、マイナー競技ゆえに生活は相も変わらず苦しいまま。頼りにしている兄のデイヴも、妻子ができて家庭を優先するようになり、競技を続けるのもままならないマーク。そんな時、大財閥デュポン家の御曹司ジョン・デュポンから、彼の率いるレスリング・チーム“フォックスキャッチャー”にマークを誘い、ソウル・オリンピックでの世界制覇をめざそうと持ちかけてきたのだ。その夢のような話に飛びついたマークは破格の年俸で契約を結び、デュポンがペンシルベニア州の広大な所有地に建造した最先端の施設でトレーニングを開始する。しかし、デュポンの度重なる突飛な言動、マークの精神的な混乱がエスカレートするにつれ、ふたりの主従関係はじわじわと崩壊。ついにはマークの兄で、同じく金メダリストのデイヴを巻き込み、取り返しのつかない悲劇へと突き進んでいくのだった……。 変わり者として知られた大富豪と優秀なアスリートの間には、いかなる因縁があったのか。なぜ大財閥の御曹司は、オリンピックの金メダリストを殺したのか?
カンヌ国際映画祭監督賞を受賞し、アカデミー賞で主演男優賞ほか5部門にノミネートされた話題作。主演は「40歳の童貞男」のスティーヴ・カレル。共演にチャニング・テイタム、マーク・ラファロ。
ジャンル:ドラマ/サスペンス
製作国:アメリカ
製作年:2014年
初公開日:2015年2月14日
上映時間:135分
出演: スティーヴ・カレル, チャニング・テイタム, マーク・ラファロ, ヴァネッサ・レッドグレイヴ, シエナ・ミラー
監督: ベネット・ミラー
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