金になることなら何にでも手を出し、5億円は下らない財産を貯め込んだ男・矢坂。彼が死病に倒れたとき、財産を狙う者たちが次々と病室を訪れる―――。落ちぶれたやくざ、別居中の妻、カネに囚われたチンピラ―大逆転を狙う各々の人生が交錯する。矢坂はどこに大金を隠し、それを何のために使おうとしているのか? 衝撃のラストまで眼が離せない、著者会心の傑作ピカレスク・ロマン。
青春時を一緒に駆け抜けた音楽、恋を教えてくれた映画、小さい頃から何度も何度も読み返した本…。
いつだって私の側には本と映画と音楽があった。
そして、現在進行形で刻まれているArikaの日々の「本と映画と音楽の履歴書」。
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