フランシス子へ/吉本 隆明(著)

平凡でぼんやりして、でも著者とは妙にうまが合った飼い猫フランシス子。出会いから老い、病、死までを、「戦後思想界の巨人」吉本隆明が語った。著者が死の3カ月前に発した飾らない言葉の数々に、愛猫への深い思いが滲む。猫好きには涙なしでは読めない一冊。

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