■桜木紫乃の短編小説を、佐藤浩市×本田翼で映画化
直木賞作家・桜木紫乃の同名短編を佐藤浩市と本田翼の共演で映画化した人生ドラマ。過去の悲劇を自らの罪として背負い続けて孤独に生きる男が、一人の若い女性との交流を通じて自らの人生と再び向き合っていくさまを描く。かつて北海道の旭川で裁判官として働いていた鷲田完治。法廷で学生時代の恋人・結城冴子と思わぬ再会を果たし、東京に妻子がいるにもかかわらず逢瀬を重ねるようになる。やがて悲劇が訪れ、完治は家族を捨て最果ての駅へと降り立つ。25年後、弁護士となっていた完治は釧路の街で国選弁護人の仕事だけを引き受け、息を潜めるように暮らしていた。ある日、覚醒剤所持で逮捕された椎名敦子という若い女性の弁護を担当した完治だったが…。家族に見放され誰にも頼ることなく生きてきた敦子の存在は、止まっていた完治の心を少しずつ動かしていく。監督は「山桜」「小川の辺」の篠原哲雄。
ジャンル:ドラマ
製作国:日本
製作年:2015年
初公開日:2015年11月7日
上映時間:112分
配給:東映
出演: 佐藤浩市, 本田翼、中村獅童、和田正人、音尾琢真
監督: 篠原哲雄
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