わたしは妊婦/大森兄弟 (著)

妊娠したからって、私の何が変わったわけじゃない。なのに体は日々子どもに乗っ取られて思い通りにならず、会社では戦力外。徐々に名前を奪われ、”妊婦さん”と呼ばれるだけの存在になっていく不安や苛立ち…。兄弟ユニット作家が描く、落ちこぼれ妊婦の痛快な反撃!妊婦さんって言われてもわたしは“私”なのに。男性に読んでほしい!!

著者について

兄/1975年、愛知県生まれ。現在、看護師。

弟/1976年、愛知県生まれ。現在、会社員。

2009年、「犬はいつも足元にいて」で第46回文藝賞を受賞する。


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