*ユーモアの弾丸くらって 世界が目を覚ます♪
世間に向かって真正面から鋭利な言葉で疑問を投げかける黒木渚。軽快なピアノロックに乗せて表現を自重する芸術家や正論をふりかざすマスメディアなどに、”ふざけんな”と吠える。のっけから目の覚めるような、鍵盤を引っぱたく強烈なフレーズ16ビートの力強いダンスビート。ギターとストリングスは控えめな背景で、リズムを前面に打ち出すフィジカルでグルーヴィーな曲。この姿はまさにジャンヌ・ダルク。それにしても。なんという歌詞。テロリズム、性悪女、腰抜け芸術家、会社のお局様、ぬるいマスメディア、手当たり次第に投げつける「ふざけんな」。ポップ・ミュージックに必要な体裁どころか、社会生活に必要な遠慮すらない、言葉の弾丸。普通に作れば、立派にやさぐれたパンク・チューンになるだろう。そんな曲をとことん明るく、陽気に聴かせてしまうトリックは、「人生はコメディ」と言い切る彼女の哲学にある。駆け上がって転げ落ちて、シンプルなつもりがいつのまにかカオスになって、折れそうでも泣きそうでもきっと笑い話になる、それが人生。黒木渚にとって、「ふざけんな」は愛の言葉だ。「表現者なら、そこにヴェールをかけることはしたくない」と語る彼女だからこそ歌える力強く爽快なナンバー。おまけに、カップリング曲も強烈で印象的!
ディスク:1
1. ふざけんな世界、ふざけろよ
2. おとこ・おんな・おとこ
3. カイワレ
4. ふりだし
ディスク:2
1. あたしの心臓あげる (Full Version) (Music Video Clips vol.1)
2. 骨 (Full Version) (Music Video Clips vol.1)
3. はさみ (Full Version) (Music Video Clips vol.1)
4. 革命 (Full Version) (Music Video Clips vol.1)
5. レスポール(Lyric Video) (Music Video Clips vol.1)
≪アーティストについて≫
宮崎県出身のミュージシャン。全ての作詞作曲をつとめる。
中高時代は厳格な寮制学校に通い、世の中の情報からシャットアウトされていた環境の中で、 読書・絵画などを通して自己表現に目覚めていく。
卒業後、福岡の大学へ。軽音部に加入し、独学でギター・作詞作曲を始め、市内で弾き語りのライブ活動を開始。2010年12月には、自らの名前を掲げたバンド“黒木渚"を結成。また、在学中には文学の研究にも没頭し、教員免許まで習得。卒業後、文学や演劇への道も考えられたが、「自分の中の衝動を表すには音楽が最速だった」という理由で、音楽活動を本格始動することを決意。
2012年12月に、デビューシングル「あたしの心臓あげる」をリリース。iTunesが選ぶブレイクが期待できるアーティスト「ニューアーティスト2013」にも選出され、その名をじわじわと全国へ広めていく。
その後、1stミニアルバム「黒キ渚」、2nd Single「はさみ」をリリースするも2013年12月の「 COUNTDOWN JAPAN 13/14」出演をもってバンドは解散。
翌年からソロ活動をスタートさせる。
2014年4月に、11人の女の物語を描いた1stフルアルバム「標本箱」をリリース。
サウンドはよりカラフルでダイナミックに。作家としての表現力はより幅広く繊細に。リード曲「革命」は全国のラジオ 20局でパワープレイに選出され、 活動わずか半年で、渋谷公会堂単独ライブを成功させる。
2015年に入ると、さらに精力的に活動を行い、上半期には、3rd Single「虎視眈々と淡々と」、4th Single「君が私をダメにする」と立て続けにシングルをリリース。同年7月には、恵比寿LIQUIDROOMを含む5大都市での入場無料ワンマンツアーを開催。約1万人の応募が殺到し、全会場満員 御礼の大盛況でツアーを終える。
さらにその勢いは止まることなく、10月には2nd Full Album「自由律」をリリース。初の連作小説「壁の鹿」を製本化した限定盤AはTSUTAYAのCD予約ランキングで1位を獲得。結果、これが初のオリコンチャートTOP10にランクイン。翌月には小説家として文壇デビューも果たす。
翌月11月から開催された、東京EX THEATER ROPPONGIを含む6大都市ワンマンツアーはSOLD OUTが続出。
演劇的、文学的、音楽的、 そして1人の女の生き方を見せるドキュメンタリー、様々な要素をミクスチャーしたライブスタイルで多くの人を魅了した。
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