わたしたちが少女と呼ばれていた頃/石持 浅海 (著)

横浜にある中高一貫の私立女子校の高等部に進学した上杉小春は、外部から入学してきた碓氷優佳という美少女と出会う。美しく聡明な彼女はいつも、日常の謎に隠された真実を見つけ出し、そっと教えてくれた。赤信号のジンクス、危険な初恋、委員長の飲酒癖、跡継ぎ娘の禁じられた夢、受験直前の怪我、秘密の失恋相手……。教室では毎日、少女たちの秘密が生まれては消えてゆく。美しき名探偵・碓氷優佳の高校時代を描いた、青春ミステリー作品集。

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