■米ソ冷戦下で起きた奇跡の実話をスピルバーグ×ハンクスが映画化!
米ソ冷戦下の1957年、ニューヨーク。スパイ容疑で逮捕された男の弁護を引き受けることになったジェームズ・ドノヴァン。ソ連のスパイを弁護したことでアメリカ国民の非難を一身に浴びるが、弁護士としての職責をまっとうし、死刑を回避することに成功する。5年後、アメリカの偵察機がソ連領空で撃墜され、アメリカ人パイロットがスパイとして拘束されてしまう。アメリカ政府はパイロットを救い出すためにスパイ交換を計画、その大事な交渉役として一民間人のドノヴァンに白羽の矢を立てるが…。
米ソ冷戦時代に、民間人でありながらスパイ交換の交渉役を任されたある弁護士の驚愕の実話をスティーヴン・スピルバーグ監督、トム・ハンクス主演で映画化した緊迫のサスペンス・ドラマ。タイトルに「スパイ」がついてるけれども、これはスパイ映画ではない。冷戦時代を扱った歴史映画の枠組の中で、前半は法廷劇、後半は人質交渉ものというサスペンス映画のスリルと、大役を担わされた保険弁護士の葛藤や家族愛が繰り広げられる。そのサスペンスと人間ドラマのさじ加減が絶妙で、ごく普通の中年男がどんどんカッコ良く見えてくるまれに見るヒーロー像。そして東西冷戦を、ベルリンにある”壁”と”橋”という2つの映画的(視覚的)なアイテムに象徴させて描くスピルバーグの手腕にうなされる!共演は英国の実力派舞台俳優、マーク・ライランス。
ジャンル:サスペンス/ドラマ
製作国:アメリカ
製作年:2015年
初公開日:2016年1月8日
上映時間:142分
配給:FOX
出演: トム・ハンクス, マーク・ライランス, エイミー・ライアン, アラン・アルダ
監督: スティーブン・スピルバーグ
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