店長がいっぱい/山本 幸久 (著)

*働くってくたびれる。けど、頑張ったその先には、温かい明日がある。

倒産、家出、離婚、リストラ……人生思ったようにはいかない。夫を亡くしたばかりの真田あさぎは、小学生のひとり息子を育てるため、「友々丼」と名付けた“他人丼”の専門店「友々家」を開いた―。あれから30年余り、今では120店舗を超えるまで成長した大手だが、それぞれの店には各々のの事情を抱え、迷いながらも一生懸命に働く7人の店長がおり…。東京、神奈川、群馬、北海道、海外など、あちこちの「友々家」では、店長たちが、友々井をせっせと提供している。それぞれの事情を抱え、生きるために「友々丼」をつくり続ける7人の店長の切なくも温かい奮闘記を7編紡ぎ合わせた連作短編集。


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