*累計19万部の超人気「日本の論点」シリーズが今年も発売される!
「啓発された市民」にならなければ、この国は何も変わらない。断言調で書かれているので、これに拒否反応を示す人もいるかもしれませんが、思い込みや妄想ではなく、彼なりに様々な情報収集をした上で述べている多角的な分析は参考になる。今年のテーマは、世界に通用する「論理力」をどのようにしてつけるか。大前氏の思考にわずか「3時間」で近づけるだけでなく、TOEICだけでは身につかない世界レベルの「思考法」が、確実にえられる1冊。今一度日本人としてどう振る舞っていくべきかを考えるいいきっかけになる。安保法案での左右の人々の議論が、表層的で視点が足りない、ということも気づく。来年の動向について考えるべく材料として、費用対効果を考えると十分ペイする内容が書かれていると思った。話題のイスラム国、中東情勢に関しても重厚感ある分析が加えられていて、世界に通用するグローバルな思考を得るために、非常に集約されたテキストだと思った。 この本で私が最も役立ったのは、水素エネルギーの実用化の難しさ。納得するか否かは別にして,論点はよくわかる.柔軟な思考力をいかに保つかが重要ですね.
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