沈黙のひと/小池 真理子(著)

介護付有料老人ホームで暮らしていた父が、85歳で息を引き取った。遺品のワープロを受け取った娘の衿子は、日記データが保存されていることに気づく。そこには家族の知らない、父の知られざる一面が記されていた――。著者が亡き父に捧げた、去りゆく人への鎮魂歌。

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