「Web」連載に、角田光代の書き下ろしを加えた「酒」をテーマにしたエッセイ集。失敗談だけではなく、生涯を通じた付き合い方や姿勢、下戸の目線からの物言いも複数含まれているのは興味深い。筆選びだけでなくお酒への距離感などにも、女性作家(朝倉かすみ、中島たい子、瀧波 ユカリ、平松 洋子、室井 滋、中野翠、西加奈子、山崎ナオコーラ、三浦しをん、大道珠貴、角田光代 )のエッセイ11連作に個々の人柄が表れている。
青春時を一緒に駆け抜けた音楽、恋を教えてくれた映画、小さい頃から何度も何度も読み返した本…。
いつだって私の側には本と映画と音楽があった。
そして、現在進行形で刻まれているArikaの日々の「本と映画と音楽の履歴書」。
0コメント