下落合で弔いを専門とする墓寺、青泉寺。お緑は「三味聖(さんまいひじり)」としてその寺の湯灌場に立ち、優しい手で亡骸を洗い清める。そんな暮らしの中、江戸の町は大きな不幸に見舞われ、お緑自身の運命の歯車も狂い始める・・・。実母お香との真の和解はあるのか、そして正念との関係に新たな展開はあるのか。果たして、縁はどんな人生を選ぶのか。お縁にとっての真の幸せとは何か。複雑に絡まりあった母と子の運命は!? 生きることの意味を問う物語、堂々の完結!! 著者のデビュー作『出世花』の待望の続編。
青春時を一緒に駆け抜けた音楽、恋を教えてくれた映画、小さい頃から何度も何度も読み返した本…。
いつだって私の側には本と映画と音楽があった。
そして、現在進行形で刻まれているArikaの日々の「本と映画と音楽の履歴書」。
0コメント