「Sings 」Patty Waters

*確かな歌唱に裏付けられた、コンセプトをもった♪


あまりにおどろな感じがしたので、昔購入したまましばらく聞かなかったアルバム。今聞き直してみると、現代音楽に通じる美しさを持っていることに気づかされる。ジャンル的には「声によるフリージャズ」ということになるのでしょうか。アルバムのラスト8曲目(LPレコードではB面)でただ叫ぶようなパフォーマンスも披露していますが、私がよく聴くのは歌とピアノだけの7曲目(LPレコードのA面にあたる1.から7.は暗く静かなジャズボーカル)まで。自分とは違う世界にいる人だと思わせる。あやうい魅力があります。ちょっと怖いのに、どうしても惹かれてしまう。意外にもと言うべきか、非常にキチンとした技術とコンセプトをもったアルバムです。

1. Moon, Don't Come Up Tonight

2. Why Can't I Come To You

3. You Thrill Me

4. Sad Am I, Glad Am I

5. Why Is Love Such A Funny Thing

6. I Can't Forget You

7. You Loved Me

8. Black Is The Color Of My True Love's Hair




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