トイレのピエタ/松永 大司 (著)

画家をあきらめて窓拭きのフリーター生活を送る20代の宏。突然、胃癌で余命三ヶ月の宣告を受ける。残された時間を知るまでは、この夏もいつものように、ただやり過ごすだけの季節になると思っていた。残された時間を思い呆然とする宏と、ありのままの感情で生きる女子高生・真衣。2人の恋を鮮烈に描いた痛烈ラブストーリー。漫画家・手塚治虫氏が亡くなる3週間前まで病床で書き続けていた日記を原案とし、カリスマ的な人気を誇るロックバンド「RADWIMPS」のヴォーカル&ギター野田洋次郎が主演を務めた映画の原作小説!



余談ですが、手塚るみ子(手塚治虫の娘)さんは、映画では主人公の胃癌の苦しみが描かれていないなど、映画に対して複雑な思いのようです。監督は手塚治虫のファンですら無いとインタビューで答えています。ネタバレになりますが恋愛映画にするためにピエタの種類を変えた別の作品です。手塚作品としては完全に0点の作品ですが、純粋な恋愛映画としては素晴らしい作品で皮肉にもポロリ泣けちゃうんですよね…。

主演:野田洋次郎、杉咲花 

監督: 松永大司 

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