海辺の家で一人暮らす75歳のルースは、ある朝目覚めて、家にトラがいると思った。荒々しく大きなトラが、確かにそこにいたのだ……。同じ日にルースのもとに、ヘルパーのフリーダという女性が現れた。不思議な魅力を持つフリーダに、ルースは次第に心を許すようになるのだが……。愛や絆、記憶、人の心の不確かさを新人離れした筆力で描き上げ、世界から絶賛された長篇小説。 オーストラリアで多数の文学賞に輝いた、サスペンスと抒情に満ちた傑作。
青春時を一緒に駆け抜けた音楽、恋を教えてくれた映画、小さい頃から何度も何度も読み返した本…。
いつだって私の側には本と映画と音楽があった。
そして、現在進行形で刻まれているArikaの日々の「本と映画と音楽の履歴書」。
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