「年寄りの冷や水とはよく言ったものだ。年寄りは、寒中水泳などすべきじゃない。別に元気じゃなくてもいいし、がんばることもない。年寄りは、静かに暮らし、あとはテロをやって歴史を変えればそれでいいんだ」怒れる老人たち、粛々と暴走す。 経済の衰退した近未来の東京。「満州国の人間」を自称する謎の老人たちが、次々に凄惨なテロを仕掛け始める。日本はもう一度、焼け野原になるべきなのか? 『愛と幻想のファシズム』『半島を出よ』と常に時間と対峙する作品を放ってきた著者の新たな代表作。
青春時を一緒に駆け抜けた音楽、恋を教えてくれた映画、小さい頃から何度も何度も読み返した本…。
いつだって私の側には本と映画と音楽があった。
そして、現在進行形で刻まれているArikaの日々の「本と映画と音楽の履歴書」。
0コメント