著者は桂歌丸を師匠に持ち、国内外で勢力的に公演を続ける落語家。刺激を求めてインドに読んだ2008年の強烈な体当たり旅行をプロローグに、二度と行くもんかと思っていたインドを公演のためにスリランカとあわせて再訪した2011年の3週間を、テンポよく綴ったいる。パワーを使ってヘトヘトになったり、思い通りにいかなくてイライラしたり怒ったりするけど、終わると寂しくて、もう一度行きたいという気持ちに共感する。口先ひとつで世界へ乗り込んでいく落語の密着で見られない裏の裏まで書いた落語家真骨頂の一冊。
青春時を一緒に駆け抜けた音楽、恋を教えてくれた映画、小さい頃から何度も何度も読み返した本…。
いつだって私の側には本と映画と音楽があった。
そして、現在進行形で刻まれているArikaの日々の「本と映画と音楽の履歴書」。
0コメント