死ぬべきだ。いや、死ぬしかない。
放課後、ビルの屋上から身を躍らせた。眼前に迫る冷たいアスファルト。意識が遠のく。……俺は、死んだ。
だが、次の瞬間、池上裕也は自宅ベットで目を覚ましていた。時間は――今朝。また同じ一日が始まる・・・・?
時間が巻き戻った!? 繰り返されるリセットの謎に苦悩する日々から、池上裕也が導き出す世界の向こう側にある、峻烈な真実を! 作家の「原点にして、私が最も『これは理不尽だ』と感じたテーマを作品にしたもの」という意欲作、新鋭が仕掛ける超絶技巧! 斬新奇抜タイムリープミステリ!
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