永い言い訳(文藝春秋) /西川美和(著)

*2015年(第153回直木賞候補作)

愛するべき日々に愛することを怠ったことの代償は小さくない。

別の人を愛せばいいわけではない。

大切な人を失って半年も

そんなことから目を背け続けた男は案外どこにでもいそうである。

「喪失」と「悔恨」の物語、失って初めて知る失ったものの実相は悲しい。




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