帝都物語/荒俣 宏(著)

第8回(1987年) 日本SF大賞受賞 。

関東大震災や辛亥革命など、干支にいう〈亥の年〉には、国家的規模の大異変が続発している。そして、亥年にあたる一九九五年。不幸にも阪神大震災、地下鉄サリン事件という未曾有の大惨事が発生した。だが本書はすでに、魔人・加藤保憲を駆って、破滅の予兆を孕んだ現代の姿を予見していた! ここにまた、混沌とした世紀末を乗り切るために、科学、都市計画、そして風水まで、あらゆる英知が結晶したカタストロフィ・ノベルを繙く時がやってきた――。

結界をはる方法を考える、今でいう中二病でした。

妖怪、陰陽道など私の好きなものが全部集約されていた作品。

当時は真剣に、結界をはる方法とかを図書室とかで勉強していました(笑)。

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