邦画「６９sixty nine」

2004年、漠然だけど目標が見えた時期に観た映画。

【解説＆ストーリー】

青春とはロックとエロスとハッタリである。1969年、世界ではフリーダムとラブ＆ピースを訴えていた。そしてボクたちは、楽しく生きるために、学校をバリケード封鎖した。脚本に宮藤官九郎を迎えた大ヒット青春ムービー。

自分の中の青春映画といったら間違いなくこの作品。劇中の俳優さんはどの方もイキイキしていて、私も何か始めたい、何か突き抜けたことがしたいって思っていた。だけど自分の今の現実は、時間割があって、まずは目の前の事をひとつひとつ消化していかなければ次に進めないいっぱいいっぱいの自分で、結局のところ当時の私は行動に移す力なんてものもなく、気持ちだけで出来ないまま過ぎて行った。けれど5年後（2009）、この作品を観たとき心に少し余裕が出てきて漠然だけど目指すところが何となく見える気がしてきた。

【キャスト】

妻夫木聡 安藤政信 村上淳 岸部一徳 柴田恭兵

【スタッフ】

原作：村上龍

脚本：宮藤官九郎

監督：李相日