ロマンチックな気分にさせるウイルスが街に蔓延するが、恋愛体質にはほど遠い人々の恋はどうなるのか? だれもが一時の熱病に浮かされているだけなのか、それともこれって本当の恋――!? 一見、甘美な恋愛小説のようでありながら、実は人間の心のひだを浮かび上がらせる。毒気をはらんだ手腕はお見事。特に妄想系女子必読の、初々しさとまがまがしさが同居する、異色の恋愛小説。
青春時を一緒に駆け抜けた音楽、恋を教えてくれた映画、小さい頃から何度も何度も読み返した本…。
いつだって私の側には本と映画と音楽があった。
そして、現在進行形で刻まれているArikaの日々の「本と映画と音楽の履歴書」。
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