大滝秀治写文集 長生きは三百文の得/大滝秀治 (著) 谷古宇正彦 (写真)

平成24年10月2日、惜しまれつつこの世を去った名優・大滝秀治による語り下ろし写真集。舞台の役作りを中心に、幼少期、俳優を志したきっかけ、売れなかった貧乏時代、数えきれないほどの失敗、映画、テレビ、CMの現場で考えた事など、87歳までの役者人生をたっぷりと語った一冊。

著者略歴

大滝/秀治

1925年生まれ。旧制私立駒込中学校(現在の駒込高等学校)卒業後、電話局に勤める。勤務先近くの帝国劇場で見た舞台に感動して、俳優を志す。48年、民衆芸術劇場付属養成所に第一期生として入所。50年、劇団民藝創立に研究生として参加。52年、劇団員となる。初舞台は、原源一作、岡倉士朗演出『風の吹く一幕』(民衆芸術劇場公演)。長い下積みの後、70年、木下順二作、宇野重吉演出『審判―神と人とのあいだ第1部』の首席弁護人役で注目される。2012年10月2日逝去


谷古宇/正彦

1947年生まれ。多摩芸術学園写真科中退。文芸誌、芸能誌の仕事を経て、80年から演劇を中心に撮影。現在は、新国立劇場、こまつ座、東急文化村、パルコ劇場、シス・カンパニーなどのオフィシャル・フォトを担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



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