地図とスイッチ/朝倉 かすみ (著)

昭和47年3月9日。同じ日、札幌の同じ病院で生まれたふたり、「ぼく」蒲生栄人と「おれ」仁村拓郎。

進学、就職、結婚、離婚etc.……

毎日毎日、無数にあるスイッチの中からその都度ひとつを選んで押して、選択を繰り返したふたりの男は、どんな道筋でそれぞれの人生の「地図」を描いてきたのか――。

 40歳の「ぼく」と「おれ」の物語。

「スイッチは無数にあるんだよ。問題はどれを押すかってこと、ちがう?」


・・・確かに、その通り!? 

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